アナログの電圧計は過去のものとなりつつある。
 
昔は、大森メーターという、直径50mm程の黒いメーターを良く使っていたが、いつの間にやら入手不可能のようである。もしかして、もうないの?オオモリメーター・・・
 
仕方ないので、例によって作ってみる。
 
素材はそこらへんに落ちていた古~いアナログメーター。(多分30年は前のもの)
 
アマチュア無線機の安定化電源に付いていたが、本体のトランスと制御基板が焼けてしまい廃棄になった際に取り外しておいたメーターである。物持ちがよいと得をする。
 
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さて、文字盤は上記のようにメーターからいったん取り外し、スキャンしてから使いたい文字に変更する。
 
そして、単なる電流計ではなくバッテリーにどの程度充放電されているか一目でわかるよう、プラスもマイナスもわかるような「アンメーター」とした。
 
さらに配置上、今回は逆さまで使いたいので、文字盤も逆さまにしてから文字を配置する。
 
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メーターの準備が整ったら、シャント抵抗に使えそうな線や、他の配線材を、これも手持ちのジャンクの中から選ぶ。
 
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そして、実際に負荷を入れ電流を流し、メーターに直列で入れた多回転VRでメータの触れ方を調整する。
 
ついでにLEDを2個内蔵、夜間用の照明とする。これは、メーターの線とは別に引くこと。
同じだと、LEDが点灯すると、針の触れかたも変化してしまう。
 
 
 
で、いきなり出来上がり。
 
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とにもかくにもアナログは、かくのごとし簡単である。(本当かぁ?)
 
アンメーターを付けた意味は、HID点灯時に電気が足りているか走行中にリアルに確認したかったから付けたのである。
 
それではHIDをバッテリ電源から点灯させてみよう。
 
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わわわわ  なんじゃコリャー・・・白色矮星か? カメラがおかしいのではなく、実際にこう見える。
(合成だったりして・・・
 
実際問題、レンズが小さいから1点集中でまぶしいのだ。
 
冗談じゃぁないぞ! これではまぶしすぎて、対向車大迷惑モード。
 
(ちなみにバッテリーから3.2Aの電源を食っているこのHIDはH7 35Wである)
 
 
 
 
 
で、次は・・・  遮光板に行ってみよう。
 
全く持って問題が多発する。・・・つづく