どうも最近物忘れが早く、5年前のことなど完璧に忘れるので、
以下、自分に対する忘備録です。

また、電子申請する方の参考になれば幸いです。



特定船舶局の無線局免許が2016年1月5日に切れる。

3か月前までが再免許申請の提出期限。
つまり10月4日までに提出しておかねばならないってこと。

書面でも受け付けてもらえるが、電子申請で行う。

以下、手順・・・

1、公的個人認証の取得

自分が住んでいる役所に出向いて「住基カード」+「電子証明書」を取得する。
クルマで区役所に出向いて1時間弱で発行してもらった。(住基カードは持っていたので\0 電子証明書代\500)

来年(2016年)あたりから始まるマイナンバー制度に移行すると、電子証明は申請すれば無料で付属するとのこと。 


2、ICカードリーダライタの準備

上記の証明書を使用することができる(適合する)ICカードリーダライタを購入する。
(株)日立製作所 HX-520UJ.K をネット購入(\1,027送料込)

 


3、パソコンに利用者クライアントソフトのダウンロード
ICカードに格納されている電子証明書を利用するために必要。
JPKI利用者ソフトをインストールする。
http://www.jpki.go.jp/download/index.html
これはICカードになっている電子証明書を使用するためのソフト。
ここで電子証明書がキチンと使えるかどうかのチェックも兼ねる。

4、PCの環境設定
 ・クッキー(Cookie)の設定
 ・JavaScriptの設定
 ・安全な通信のための証明書の入手
 ・JAVA Plug-inの設定
 ・IEの設定

5、総務省電波利用電子申請のユーザ登録を行う。

53e64806.jpg

総務省にしてはえらくゴキゲンなWebデザインではあるwww

以下、ユーザ登録済みであることを前提とする。

6、{申請・届出 電子証明書方式}という青いボタンをクリックして次ページへ

「無線局に係る申請・届出」 ボタンを押して次ページの「無線局の免許申請」のAP一覧ボタンを押して、
無線局インターネット申請(アマチュア局、パーソナル無線、特定無線局以外の局種)アプリケーションをダウンロードしてPCにインストールする。


7、上記でインストールした「無線局インターネット申請」ソフトで申請内容を書き込んでいく。

つまり、上記のようなJAVAアプレットのローカルソフトで申請書を作ってファイル保存した後に以下8の項目へ進む。

  この部分を{申請・届出(アプリケーション編)}と呼ぶらしい。



今回は、5年前に申請したXML形式の書類が手元に残っているので、
「既存の申請・届出を再利用して作成する場合はこちらを選んでください」の下にある「ファイルから読み込む」をクリックして該当XMLファイルを読み込む。

8、総務省電波利用電子申請・届出システムで、電子申請する。
  
申請書を送信する際に、ICカードリーダーに電子証明カードを入れてから送信すると電子証明されたファイルが総務省へ送信される。
 
前に申請してから一回でも電子証明が変更になっていると正常に送れないので「照会・変更」のところから入って「証明書変更」を行うこと。

  この部分を{申請・届出(アプレット編)}と呼ぶらしい。



添付書類も必要で、「船検証の写し」、「無線従事者選任届」、「運行確約書」などのPDFファイルを作り、申請書内に埋め込んで(該当ページなどに添付して)提出を行う。

「船検証の写し」はScanSnapなどのスキャナーで取り込んでPDF化する。

「無線従事者選任届」は、「主任無線従事者及び無線従事者の選任、解任の届出」機能を使って自分の3海特無線従事者免許証の免許証の番号などを書き込んでいくか、もしくは無線機の箱に入っていた「紙ベース」の申請書に手書きで書いてスキャナで読み込んでPDF化する。

「運行確約書」は、船の持ち主と無線運用者が違う場合に提出する。フォーマットは補正通知に例が書いてもらってあったので文面を丸写しで、各記入項目を自分で書いてPDF化する。




ここまでするのは意外とめんどくさい。なんだーかんだーと準備してたら2hもかかってしまったではないか!

書面ですると3,350円の申請料が2,400円になるメリットはあるが、そんな差額微々たるもの。
でも、書面でやっても同じようにめんどくさい気もする。



さて、これからどうなるのか。

残りは申請料を電子納付して・・・、

免許の郵送のための返信用封筒の送付かな。(ここだけアナログだw)

PDFで送って来れば完璧なんですけどねぇ

以上、2015年9月15日の進捗報告でした。