CT110腰上OH、最終仕上げです。

今のところ、OH前より体感的に10%以上出力が上がった気がします。

2速フルスロットル時、5千回転以上で、手首が前に持っていかれる感覚が少しします。
以前でしたらそういった感覚は「まったくの皆無」でしたから、(38Tスプロケで)加速感というものをはじめて体験しました。

だってたかだか105ccでしょ!
VMAXじゃあるまいし、手首が前に持っていかれるなんてあるわけない・・・
最初はそう思いましたが、確かにグイッと持って行かれます。ほんのわずかな時間ですが・・・

・ポート研磨もどきをしたこと、
・ガスケットを薄くして圧縮比を上げたこと、
・カーボンや汚れを除去したこと
地味な作業でしたがなんとか結果につながったようです。


さて、
オイルも交換したことだし、ある程度アタリもとれたと思うので、念のため、これを入れておきます。
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世の中、他にも良い添加剤はあまた多くあると思いますが、今回は、なぜか在庫で持っていた航空機用のマイクロロンを入れちゃいます。
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こういう容器に大型スポイトで移し替えてから注入します。
この容器はインクジェットプリンターのインクが入っている容器を再利用。
ノズルも付いてるので、エンジンオイルに注入する時にも役立ちますね。

底の方にテフロンの白い粉末が溜ってるので、よく振ってから上記のボトル1本分40ccを投入しました。

本当は「オイル1Lについて80cc」となってますが、以前、半分量でもよく効いたので、こんなもんでしょう的なイメージを膨らませて投入量を「適度に調整」しました。【爆】

投入後、5kmほど走行。

さぁて、効果はあるんでしょうか?

明日、50kmほど追加で走ってきます。



次に、気になっていたあの「普通のヘッドナット」もなんとかしてしまいましょう。
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ツキノワグマさんに純正部品番号のM7袋ナットを教えていただいたのですが、CT110のはM8・・・

ホムセン調達のステンふくろナット、M8 P1.25を2個用意して・・・
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トルクレンチで締めこみます。

18N・m(1.83kgf・m)と適当に決定。
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根元にはカジリ防止のためと、水の侵入を防ぐため、クロモリグリスを入れておきました。
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オリジナルのナットの頭のサイズは{14}です。
買ってきたナットがバイクでは普通使わない{13}っていうところが、ううむ~如何なものかとは思いますが・・・

「ここは、袋ナットぢゃなかったところだよー」と主張してて、いいのかもね。