DAXさんがチェンジペダルシャフトのOILシールを交換されてるのを見て、思い出しました・・・うちのCTも漏れてるのを。

なので今回はCT110のシフトチェンジシャフトのオイルシール交換を初めてしてみます。



その前にオイルシールを抜く工具も自作してみます。

昔、どこかで使ってた工具を思い出しながらパクります。

100円ショップのステンレス金物のあまりものを用意して・・・
f43fd71a.jpg


先端をグラインダーで尖らせて、2つ目と3つ目の穴をドライバーのシャフトが入るようにドリルで拡大。
8717f4cc.jpg


万力とハンマーで、先端部5mmだけ90度曲げ加工。
a1780cd5.jpg



こんなんで果たして使えるでしょうか?
bea55372.jpg



a566ac71.jpg


シフトチェンジレバーを外すと、オイルで湿っぽく濡れてます。
d5c48ffd.jpg


部品箱から部品を探します。確か買ってあったはず・・・
bb7f92b9.jpg

ガサゴソ・・・


もしかしてこれかな?
cfed6ca5.jpg


では、部品がそろったので古いオイルシールを・・・
fe78b05f.jpg


初めてなので・・・オイルがドパァ~はイヤなので、念のため倒しときましょう。
45aceafc.jpg

椅子と、1000ccのバイクに倒し込みます。
280kgのバイクに100kgのバイクを倒し込んたら一緒に倒れたりする?しない?(笑)

これで大丈夫かな。
27d76713.jpg


くだんの自作オイルシール抜き工具をオイルシールの内周へ差し込みます。
343d8a5f.jpg

この時点で、差し込んだだけでオイルがシールの中から染み出してきました。


オイルシール抜き工具の穴に「小さい+ドライバー」を突っ込んで、ドライバーの先端をシャフトに掛けて・・・
cc359fdf.jpg


テコの要領でドライバーを手前にゆっくりと引いていくと・・・
57b788f4.jpg


ヌルヌルっと・・・
bc97964d.jpg

面白いように、

オイルシールが・・・
4234aa5e.jpg

スポッと、


あまり力もいらずにあっけなく抜けました。
cc4a05b5.jpg



b1912fe5.jpg



新旧を見並べて、同じ部品のようなので交換。
da16fc38.jpg



シャフト周りを脱脂洗浄。
59cf423f.jpg

この構造なら、バイク傾けなくてもエンジンオイルはこぼれなくて大丈夫だったようですね。

新オイルシールにウレアグリスを塗っておきます。
b7fcf236.jpg



古いオイルシールを重ねてソケットのコマと延長を入れてプラハンで打ち込み。
14b701d2.jpg


チェンジペダルも付けて、無事完了。
f2933553.jpg

これでオイルが漏れなくなることを祈ります。



ついでに・・・

さっき、パーツ箱をガサゴソしてたら、こういうものを発見したので交換してみます。
625a48c5.jpg


L側ケースの丸い2つの蓋ですね。
220cd80c.jpg

タイミング見るときに開ける必要があるフタです。

普通はこういった専用工具を使って外すのですが、力が入れづらくなめやすくて結構外れにくいものです。何ていいましたっけ?この工具。
a2562cf4.jpg


こういうところぐらいにしか使わん工具ですよね。
62bd5a07.jpg


今度はヘキサレンチが使えるフタに交換。
bd293d65.jpg


ce50f0b6.jpg


この方が、開閉しやすいし、見栄えも良いかもです。
b296e336.jpg


結構暖かくなってきた春の休日メンテでした。