「CT110 ドリブンスプロケ部のベアリング交換」
って言われても、一体どこのベアリングなのッ?て聞かれたら答えるのが難しい・・・

ここです、ココ↓
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ここのベアリングがガタガタと引っかかるようなことになってまして、交換しようと部品を取ったんですが・・・

DAXさんにありがたくも教えていただいたこの部品↓
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規格で行くと6203Uなベアリングでもよいのだけど、純正で注文。

まずは内側からカラーを取る。
マイナスドライバーで軽くつついたらあっけなく出てきた。
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左側がベアリングに刺さっていた方。


シールを取ってからベアリング抜き用のSST(スペシャルサービスツール=特殊整備工具)を表からハンマーでたたいて刺し入れる。
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SSTをたたき込み、裏側から見るとこうなってるので・・・
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マイナス様なくぼみにマイナスの貫通ドライバーみたいなSST工具を刺しこんでハンマーでそれこそガンガンとひっぱたく。
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当然、たたいた反対側からベアリングが出てくるのでバタ角のような丈夫な木片かなにかでスプロケ部分にかけて浮かせといてひっぱたくわけですが・・・

何回かたたくと、このようにシールが付いていたあたりまでベアリングが抜けてきまして・・・
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更にたたくと、SSTが付いたまま、ベアリングがポロンと抜けるわけですよ。

で、SSTがベアリングについたままなので、ボルトなどでたたいて古いベアリングとSSTを分離。
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今度は新しいベアリングをたたいて入れるわけですが・・・
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こんなSSTがあるんですね。
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上から均等にハンマーでひっぱたいて、音が変わるので打ち込み終了。

シールも付けて、はい終わり。
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ってーことなんで、煮たり焼いたりしなくても、SSTを使用したベアリングの交換は、ものの20分で完了。
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バイク屋さんでSSTを借りてベアリング交換するなんてズルいとお思いでしょうが・・・

距離は39,785kmってことで、まぁ約4万キロってことで記録しておきますが・・・。
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やったもん勝ちとでも申しましょうか・・・交換できればOKってことで煮たり焼いたりはしておりませんが、いかけやのおっちゃん、こんなことでお許しください。




なお、

日曜の夕刻にお店でSSTを借りて交換するまでに・・・

マリーナで土曜に行われてたビアパーティに行って、
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雨が降っていたので、通常なら屋外で演奏する和太鼓の演奏を耳がキンキンするまで聞かせていただくと同時にたらふくビールを飲んで意識が遠のき帰れなくなって船中泊し、翌日の日曜に付近の海をTさん一家と機走して遊び、昼過ぎにマリーナを出てからいったん家に帰り野菜炒めチャーシュー拉麺を作って食べてからバイク屋さんに向かったのでありました。

バイク屋さんでタイヤ交換2本・バッテリー交換1個などの補助作業を大汗かいてしたあとにSSTを借りて自分のCT110のベアリングを交換したのでありました。

という長い長い前段がありまして・・・さらに、

帰りは、路面に水が流れて路肩が一部冠水してる土砂降りで、おそらくクルマだとワイパーをHiにしないと前が見えない状態。
カッパ越しに当たる雨粒が痛く感じるほどの、雨雲レーダー
でスポット的に赤くなってる中を走行。真上で雷が光ってます。
バイクのヘルメットはシールドをAQUAとかいうガラス系コーティング剤で撥水加工してるのでクルマなんかよりかなり見やすかったということをまぁまぁ実感しつつ通常速度で走行し、家まで帰還。

ガラス系コーティングは、ボディはもとより、メーターやバックミラーでも効果ありますよ。(上に掲載してるGB250のスピードメーターもガラスコーティング済みです)

途中、コンビニで「ファイト一発」を飲んだというのは、ここだけのナイショです。

あー 疲れたー・・・