苦節3年、苗から植えたホップの「毬花」(まりばな)が、ようやく実りました。
昔から桃栗3年柿8年、柚子は9年で成り下がる、梨のばかめが18年と申しますがぁ、ホップてぇいうのも3年かかりましたなぁ・・・
夏の日差しを受け、松ぼっくりのように実がなっております。
ホップっていうのは、ハーブの一種で、ハーブティーにして飲んだり、ポプリのように使ったりもできます。
ミントやカモミールティーを飲むと、気分がリラックスしてマッタリ眠気がしてきますよね?
それと同じ効果がホップにも期待できるということらしいです。
カモミールティー、私は好きなんですよ。気分が落ち着いてイライラしなくなります。
最初は信用してませんでした。茶ぁ飲んだくらいでリラックスなんかできるわけないと。
今ではすっかりハマっていますよ、ハーブティー。
そのほかに、みなさんよくご存じの、そう・・・ビールでも使っています。
毬花には、ルプリンという黄色の細かい粒々があり、そのルプリンに含まれているα酸は、煮沸することでイソα酸へ変換されてビールの苦味成分になるらしい。
袋に入れてお風呂に入れると、疲労回復の効果があるらしい。
花粉症にも効くらしい。そのほか、鎮静作用や更年期障害改善作用、安眠作用もあるらしい。
実は私、花粉症なんです。 なので、試してみます。
ん? 鼻に花を詰め込むのでしょうか・・・?
いろんな効果があるらしいので、試してみようと思って植えましたが、有機栽培にこだわりすぎたせいか、毎年蔓は伸びても肝心の毬花がなかなか育ってくれませんでした。
地面に植えてるけど、2階のベランダの物干し台の上部にまで到達しています。
まるで、「ジャックと豆の木」みたいです。
青い空の彼方まで登ってみたくなりました。(ん?泥棒も登れるって?)
今日は朝摘みでこれだけしか採れませんでしたが、これから10月くらいまで、せっせと毬花をつけてくれるそうです。
少し茶色くなりすぎたものを指ですりつぶしたら、いい香りがしてきました。
これでやっとオーガニックホップが自給自足できます。
ホップの応用編などはまた、後日。
楽 し み が 、 ひとつ 増 え ま し た !