今、巷では実効空力デバイスというのが流行ってる?ようです。(私だけか?)

実効空力について、詳しくはホンダアクセスで解説してますのでご覧いただければと。↓

Moter-Fan Carのこちらの記事でも詳しく紹介されてます。


一般的に実効空力デバイスは、
航空機の翼前縁など、動作時に一定の流速の空気の流れが生じる部位に意図的に乱流を生じさせ、 境界層剥離を抑えて空気抵抗を減らす効果がある装置である
となっています。ボルテックスジェネレーターなどもそうですね。

えー? ホントですかぁ?

ってなことで、半信半疑。自分で体験しないことにはにわかには信じがたいので、今更ながらですが、ステップワゴンにシェブロンを自作して取り付け、実験してみます。

3Dプリンターがあればそこそこ簡単に作れるのですが、あいにくそのような文明の利器は持ち合わせてないので・・・

3mm厚のゴムが余ってますので今回はコレでテスト。
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テストするだけならダイソーのポリスチレン製のカラーボードでもいいのかもねぇ~ぇ

ノートPCで図面を作って・・・
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プリントアウトして
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幅100mmのゴム板に(普通の紙用の)両面テープで仮止めします。
この写真に写ってる超強力アクリルフォーム両面テープはクルマに貼るためのものでゴム板の裏面に貼り付けます。(幅19mm厚さ1mm長さ1m、ダイソー100均で3個購入)
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裏面に超強力アクリルフォーム両面テープを貼り付けます。
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紙の図面通りに手動カット。あーメンドクサイ。
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カット完了・・・
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図面の紙をはがすと、ご覧のように・・・シェブロン形状に。
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幅100mmのゴム板1セットで4枚できました。
このあと、ゴム板のギザギザの反対側の角は、カッターで丁寧に角を落としておきます。
これを2セット作り、今回は1セットのみ使用。

クルマのところへ行きます。すでに天井にはシャークフィン型ボルテックスジェネレーターが5個付いてます。
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スポイラー部分を脱脂します。

マスキングテープで位置を割り出し・・・といっても貼り付け位置は自分の好みなんですが、以下の写真の位置に貼ったマスキングテープの後ろに付けたいと思います。
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ルーフスポイラーの一番高さが高くなってる部分を狙ってみました。
スポイラー部分の前縁から4cm後方です。

ゴム板の裏面の超強力両面テープで貼り付け、充分に圧着します。
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結構しっかりつきました。
しかし、
高速走行で剥がれたら、いくらゴム製といえども後続車に迷惑。非常にマズイことになりますから、はがれ防止と、スポイラー部分の静電気除去を狙ってゴム板の前方に幅10mmのアルミテープを貼ります。ここらへんは定期的にはがれてないか点検することにしましょう。
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一部、”正三角形”になってない”直角三角形の部分”もありますが、要は気流を乱すのが目的なのでそのまんま貼りつけちゃいました。


さーーーて、コレで効果のほどは?


わかる?

わからん?


今日ガソリン満タンにしたので、今後試してみていきたいと思います。

こんなんモノで効果があるようであれば、ゴム板ではなく、れっきとした他の素材で作ってみようかと。
れっきとした素材とは??


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2024/11/19追記
さて、シェブロンの装着結果なのですが、11月14日に施工をし、試しに比較的長い距離を走ってみたんです。
下道から外環練馬に入り、三郷を出て下道走って目的地までの往復。だいたい距離としては100kmちょい。
80km制限の高速が7割、下道3割といったところ。

走り出してスグに気づいたのが、車体後ろ側の挙動の変化。
なにかこう、言葉にするのは難しいんですが、サスのストロークが増し、動きが良くなったかのようなマイルドな乗り心地。言葉を変えると、空気圧を0.3kgf/cm2ほど抜いたタイヤのような突き上げ感のない上品な印象に変化。あるいは2階級ほどタイヤのグレードをコンフォート寄りにしたような感覚、あるいはスタッドレスタイヤに履き替えた時のようなゴムの柔らかさが感じられるような。
また、アクセルを戻した時の空走感がほんの少し増しているような感覚。
車内騒音等は後ろ側のタイヤの音、高速つなぎ目乗り越え時のドスンがトスンくらいの変化は感じられた。これは過剰な期待感から生まれるプラシーボではないと思う。


燃費に関しては、比較のため下記に10月と11月の燃費リストを張っておきます。
10月分では15日の23.4km/Lと、27日の23.6km/Lに注目。
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11月分は、最下段の18日が距離感が近く、24.0km/L。
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1回あたりの走行距離が長い方が燃費的には有利。特に気温が低くなってきた昨今ではエンジンが温まるまでに燃料をそれなりに使う。

走行中に出た数値としては、11月18日の、

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26.2km/Lが最近あまり見ない最高値を記録してる。
25km/L越えはたまにはあるけど、26km/L越えになるとあまりお目にはかかれない。

ほぼ同じような走行運用法をしてるけど、道路の渋滞混雑度、外気温の影響も当然受ける。
実際には11月18日の方が帰りの三郷近辺での渋滞が激しく、気温が低く条件が悪かった感がする。

しかし、乗り心地の体感は実際に感じることができ、試してみた価値はあったと考え、しばらくこのまま運用続行してみます。
興味のある方は、お決まりですが自己責任にての実施をお願いいたします。

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ついでに・・・100均でオーバルクッションラバーなるモノも購入。
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使い方が通常とは異なりますが・・・

コレをサイドミラーウインカーの脇に貼ると・・・
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あーら不思議!
サイドミラーウインカーの点灯が運転席からでも良く見えるようになる・・・
ただ、それだけのことなんですが、脇を通り抜けるバイクとか、斜め後ろの車両などにも目立って安全性が高まるのではなかろうか?
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ってなことらしい・・・