先日購入したUSBを電源とする半田ごての実証試験を実施。
今回はソーラー噴水のケーブルを4m延長してみましょう。
電源はモバイルバッテリーで駆動。
元々のケーブルの太さよりも少し太いケーブルで延長していきます。
電源を入れて15秒ほどでハンダが普通に溶けます。白い煙がふぅ~と舞い上がり、普通の半田ごてとほとんど変わりはありません。
セメダインスーパーXなどの弾性接着剤を、ハンダで接合した部分に充填してヒシチューブ(熱収縮チューブ)をかぶせ、ライターで熱してチューブを収縮させます。
ここで使ってるのはモノタロウ謹製の「もっとくっつけ太郎」、主成分は変成シリコーンです。
セメダインスーパーXと中身はほぼ同じで安ーい商品です。
さらに「もっと…」を充填してから太いチューブをかぶせます。
これで絶縁と防水ができました。
今度は延長の反対側。ホントは、こういうふうに少しずらした方がいいですね。
同じように接着剤を充填してチューブをかぶせ、ライターで熱を加えて熱収縮チューブを縮ませます。
このあと、さらに太いチューブで同じように処理します。
ホントは弾性接着剤ではなくてシリコーンシーラントを入れた方が良いのですが、まぁ同じようなもんでしょう(笑)
乾電池レベルの弱電なので弾性接着剤でも絶縁は、ほぼ問題はないでしょうし。
セメダインスーパーX、電気絶縁性ありとQ&Aに記載あり
もっとくっつけ太郎のデータシートには絶縁性の記載なし
できあがりを実験しようとしましたが、あいにくの曇り空・・・
ソーラーに直射日光が当たらないと、さすがに水が吹きあがりませんね。
直射日光ではなくてちょっと明るい時に、間欠泉のように動作してます。
この寒い時期(真冬の1月)にソーラーの噴水で何するのかって?
この睡蓮鉢で、今年は水耕栽培をやってみようと計画してます。
で、肝心のUSB半田ごての評価は・・・
★★★★☆ 星4つです!
モバイルバッテリーですぐにどこでも使えるお手軽さで、AC100Vやガス式よりも扱いやすい。
ガス式ってすぐにガスがなくなるし・・・
スイッチが付いてるので間欠での使用もお手軽です。すぐに温まるしすぐに冷めます。
こて先のハンダのノリは良好でした。
非力な8Wという表示の割には、AC100Vの15W程度の火力がありそう。
熱量的にはバイクの配線などの0.2~0.5スケアの結線でも充分使えそう。
屋外で風が強い時や、0.5スケア線にギボシを付けて圧着して念のためハンダで固めるって時や、0.75スケアだと熱量が足りなさそうかも。
そんな使い心地ですかねー。
電子基板程度の補修や製作、例えばミニジャックやDCプラグ、チップ部品なんかには最適、0.2/0.25mmピッチ配線などでは、先が細いので重宝しそうです。
コメント
コメント一覧 (3)
ほうほう、これは良いですねぇ。
自動車の中でハンダを使いたいと思った時にモバイルバッテリーで駆動するなんていいです。
それにしても屋外設置の物は電気的に、やはり気をつかわれてますね。
ちょいソーラー発電も遊んでみたいなぁ。
するとすればバッテリーへの発電から充電タイプのものにすると思いますけど。
あぁぁ、やりたいことが沢山あるぅ。
みっちゃんぽん
がしました