今回のお話は、(ハンターカブがらみで)「カブ」のエンジンを割ったときのオハナシ。
 
5万キロ走破のカブ50のエンジン。
 
カムチェーンあたりから異音が出ているとのことで、カムチェーンとクランクシャフト、ピストン周りの交換修理。
 
エンジンを割ってみると・・・なにか下のほうに溜まっている・・・お?
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ドライバーでほじくってみると、ギラギラした粘土状のモノ。なんじゃコリャ?まるで「タミヤパテ」みたいだな。
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金属糞 じゃなく、金属粉 ですね、コレは。
 
この金属粉は、スプロケットが細かくなったもの。
 
実はこのエンジン、カムチェーンが懸かっている「カムチェンガイドスプロケット」という部品のギアの山がものの見事に全てなくなっていたのである。肝心の丸くなってしまったスプロケット写真が無いのは、手がベチョベチョで写す手が。。。
 
下の写真は違うエンジン。
黄色矢印が、カムチェンガイドスプロケットである。
このギアが丸くなる・・・どういう風に乗ればそうなるんだろうか? 5万キロだから?
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で、最初の50のエンジンは、ほぼ組付けを終えた。
あとは、ピストンとヘッド周りを残すのみ。
こちら側は右側クラッチの方。
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使い込んだエンジンの中身を観察してたら、自分のエンジンの中の音、「こんな音あんな音」がどの部分から発生しているのか想像できて、面白い。
 
調子が悪くなる前兆のちょっとした音の変化も、「部品の配置やその部品の動き・仕組み」がわかっていれば想像しやすく、事前の整備にも役立てることができるようになるだろう、たぶん。