ステップワゴンのRF-7・・・新規登録後8年目、12万キロを超えたあたりから、リアブレーキから異音が発生してきました。
 
ブレーキを踏むと左後輪のほうから「ゴゴゴゴォゥー」みたいな異音。
 
そして走行中は電車みたいな「キィキィキィキィ」音が、常に鳴っています。
 
走ってると、ちょっと恥ずかしいかも。
 
とうとうブレーキパッドが限界にきたようです。
 
 
早速部品注文してみると、社外品2セットで3千円ちょっと。
(バイクのより安いかも・・・)
 
リアの交換は初めてだけど、何事も初めはあるもんだ。
 
でわ、ジャッキアップします。
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タイヤ外します。ここまでは、スタッドレスに交換したりしますので、いつものことです。
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この部分が今回の標的です。
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12mmキャリパーボルトを2本緩め、下側のボルトは外し、キャリパーを上にクルリとずらして、古いパッドを2枚とも取り去ります。
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外したパッド(左)と新品パッド(右)です。新品は8mmくらいありますが、古い方は2mmしか残ってません。
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古いパッドからステンレスプレートを外します。
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新しいパッドにブレーキグリスを塗って鳴き止めのステンレスプレート(シム)を装着します。
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組んでまわして「アタリ」を確認します。
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タイヤを仮組みします。
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今度は左側、こっちがかなり鳴いてました。さて、どのようになってるのでしょうか?
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右と同じようにばらしてから、キャリパーシリンダーは、Wポンププライヤーで戻します(おい!・・・笑)
(注:本来は逆万力のようなSSTを使います)
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問題の「電車みたいなキーキー音」は、鳴き用のプレート(パッドウェアインジケーター)がディスクローターに当たることで鳴る仕組みのようです。
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こちらもグリスを塗って組んでいきます。
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キャリパー内側上下のボルトを締めます。
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左タイヤも仮組みします。
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ジャッキ、下ろしまーす。
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トルクレンチ使って締めてみます。10キロです。
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今回使用した工具達です。
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あと、ブレーキフルードの量を点検して終了です。多すぎたら抜き取ります。
 
 
普通は工場やディーラーに出したほうが安全確実なんでしょうが、たまには自分でしてみるのもいいのかもしれません。
 
ブレーキの「電車みたいなキーキー音」がどの部分からどのような仕組みで発生していたのかがわかりましたから。
 
次回鳴いた時には、「あーあそこだな、うんうん」って簡単にわかります。
 
今回12万キロで交換したから、えーと・・・次回は8年後で24万キロ?・・・
 
地球6周分ネ。
 
ん?そこまで乗るか? いったい何年先だぁ?(爆)
 
 
 
交換作業時間は、2人で30分でした。いともあっけなく終了です。
 
なお、ブレーキは重要保安部品ですので、交換は自己責任なのでしょう。
 
「走らない」は、まだしも、「止まらない」ではシャレになりません。
 
なので今回は、2級整備士資格持っている人と作業しましたから問題ないと考えます。
 
いやぁ、でも、暑い日にやるもんじゃぁございませんねぇ・・・汗ダララでした。