以前、ステーターコイルの巻き足し ってのをやったのですが、その時ついでにエキサイターコイル(点火用コイル)も巻き足したらどうなったか?という新たな疑問がわいたんで、友人Mにサラッと聞いたら、間髪入れずに、
M:「多く発生させても、貯めるところが同じだったら意味ないじゃん!」
って一蹴されちまいました。
さすが本職・・・言うことが完璧でしたw
電気を多く発生させても、電気を貯めるところを大きくしないといけない。らしい・・・
貯めるところ・・・
それはどこかって?
当然・・・CDI(Capacitor discharge ignition) の中ですね。
これです。これ↓
この小さな黒い箱の中に電気を貯めるコンデンサーが入ってるので、それを大きくしないといけない・・・らしい。
配線はというと・・・4Pと3Pのコネクタ2つで結線されてます。
昔のCDやCLなども同じコネクターらしい・・・(モンキーやカブは6Pコネクタ)
CT110 UB NZモデルの配線図を見てみると・・・
「IGNITION CONTROL MODULE」ってブツです。
点火系統のみ要約したものが以下の配線図。
↑なんだかBl/WとBl/YのWとYが逆のような・・・
では、CDIユニットの配線をわかりやすくしてみましょう。
7P6配線です。
パルスから2本来てるのが最近の6P5配線と違います。
カプラは以下のものを使用してるようです。
カプラ仕様
4P110K-M 住友電装 MTWシリーズ(非防水66ナイロン・ABS)
ハウジング6030-4991 ターミナル1500-0071
相手方ハウジングは6040-3111 ターミナル8240-4050
4P110K-M 住友電装 MTWシリーズ(非防水66ナイロン・ABS)
ハウジング6030-4991 ターミナル1500-0071
相手方ハウジングは6040-3111 ターミナル8240-4050
3P110K-M 住友電装 MTWシリーズ(非防水66ナイロン・ABS)
ハウジング6030-3991 ターミナル1500-0071
相手方ハウジングは6040-4111 ターミナル8240-4050
ハウジング6030-3991 ターミナル1500-0071
相手方ハウジングは6040-4111 ターミナル8240-4050
このCDIも、経年変化でだんだんと弱ってくるらしいという情報もある。
で、
プラグのスパークを強くするためには、このブツをバラして
コンデンサーを倍増してやればいいんですかい。
なーるほど、わかりやすい。簡単です、理論的には。
でも、このブツ、エポキシで基盤を固めちゃってます・・・物理的に
簡単にはバラせないです(悲)
バラしてもいいんですが、原型をとどめないコトになりはしないか?
(つまりそれはいわゆる「破壊」ともいう)
CT110はカムのところで機械的に自動進角してますのでCDI内部では進角回路は無しです。
その点、事は簡単そうに見えます。
さて、どーするか・・・ってところでとりあえず考えてみる。
1.CDIをバラしてコンデンサー容量を追加する
2.CDIをバラして「解析し」同じものを作る
3.市販のレーシングCDIを買ってきてポン!で終了
4.このまま見なかったことにする(触らない)
という順番ですかね。
つづく
コメント
コメント一覧 (3)
早く続きを知りたいです。
みっちゃんぽん
がしました
このつづき・・・私も早く見たいのですが、今現在使ってるCDIを「分解」する勇気がなくてw
かわりのCDIを入手したら、続けます。
みっちゃんぽん
がしました
みっちゃんぽん
がしました