西方面の秘密基地に配属され、すっかり忘れ果ててしまってから30年以上経過した・・・

1979年に初登録した初代モンキーリミテッド、手動クラッチ4速リターン仕様。

1年中空調が効いたインナーガレージの奥の、棚の下でポツンと置かれ、ホコリをかぶってた。
変換 ~ IMG20210222181508
バッテリーにはわずかに電解液が残っているものの、さすがに蒸留水を加えて充電しても無理そう。

キャブはフロート室のドレンが解放されてたので残ガス固着はなさそう。

新品のブロックタイヤがチューブとセットで2セット出てきたが、0539の刻印。(笑)



タンクの中は・・・キー付きタンクキャップが固くて取れない。

何とか取ったら、ゴムのパッキンではなく、コルクのパッキンだったので、コルクが固着してた模様。
コルクのカスがタンク内に少し落ちたが、錆びも少なくガソリンも少ししかガム化してないので、フューエルコックとストレーナあたりを清掃すれば何とかなるのではないかと思われる。
変換 ~ IMG20210222182013

で、問題は、ノーマル49ccってこと。
今のままでもSS50のハイカム組んでるので軽く60km/h以上は出る。(HONDAエコマイレッジチャレンジ市販車クラス出場車両)

2段階右折や30km/h制限などでは、道路を走るなって言われてるのと同義である。
よーするに、原付1種はチャリ以下ってことだーな、現代においては。
自転車は指定最高速度60キロの道では60キロ出してもOKのようだ。
一説によれば、速度計の装備が義務付けられてないため走行速度が不明=速度制限なしっていう説も。



というわけで・・・諸般の都合によりボアアップして88ccにしたい、という目論見である。



この車体は車台ナンバーがZ50-J1300***なので、
6V前期のショートコンロッド、ピンハイトが20mmってことになるらしい。
ヘッドはそのままとしてシリンダーピストンのみで88cc化するとなると、

キタコのライトボアアップキット

214-1013402

1.4万円くらいで組めそうな気配。


SP武川やシフトアップや田中商会(台湾製)の88ccキット等もあるようだけど、ちょいと価格が高い。
75ccじゃつまらない。
106ccだとコンロッドやヘッドも交換になる。面倒なんで腰下までやるのは避けたい。

安全に60km/hまで出て、止まれれば良いので88ccで充分か。
キャブセッティング、あるいは交換は当然必要になるでしょうね。マフラーも?



そーいえば、
SP忠男の52mmピストンはあるんだけど、
1a77c280
ピストンだけじゃどーしようもないし・・・リングもないし・・・