昔からTOBってものはろくでもないものだと思ってましたが、今回もろくでもないことになるんかな。


2675 ㈱ダイナックホールディングスが親会社サントリーホールディングスのTOB(公開買い付け)で上場廃止になるんだって・・・2021年4月14日5時30分までに何とかセにゃいかんらしい。

私もダイナックの株を持ってました。単元株の100株だけですが。

2006年、今から15年前に立会外分売で買ったようです。どんな理由で買ったのかあまり覚えてませんが。
買った時の株価が1,333円、今回のTOB価格が1,300円です。単純に比較すると損してますね。

で、売るためには野村證券に株を移管しないと売れないらしい。
ですが、私はとある某ネット証券にしか口座を持ってないのです。

ということで、
1,野村證券に新しく口座を作る。印鑑とマイナンバーが必要。
2,株を移すために、口座振替の手続きを某ネット証券でする。
3,公開買付けの応募(サントリーへ売却)のため、野村證券へ公開買付応募申込書を提出。

ってな段取りらしいけど、3末でただでさえ忙しいのに、んなことしてられないってーの。

で、某ネット証券で先週に売り注文を指値で出しておいたら、2021年3月26日に1,298円で売れてました。

ダイナックさん さよーなら でっす。15年間ありがと~

ちなみに損得でいえば、
株価でいうと、133,300円-129,800円=3,600円の赤字(売買手数料を除く)

配当金が15年間で、合計約1万6千円出たようです。(源泉所得税等、諸税含む)

2千円の優待券が31回ほど出たので、ダイナックの飲食店で約62,000円分の飲食はしたようです。

133,000円の投資に対して15年で74,400円のプラス、つまり年率3%ほどの運用益。

ということで、ホントに金額がしょぼすぎる株運用のお話しでした。


TOBで思い出されるのは、昔あったレックスホールディングス、今のレインズインターナショナル。
あの時のTOBはヒドかったですねー。優待ちらつかせて株価上げるだけあげといて最後は優待失くして株価をストーンと下げてTOBでしたから煮え湯を飲まされた方も多かったかと。。。
「優待がすごくいいところは後で大変な目に会う」そんなところではあります。
ケンタッキーとかすかいらーくでも同じことが起こったりしてます。
だから飲食系の株はコワい部分があります。
あの時、あまりにもヒドかったので、今もレックスレインズに関係する飲食店はあれ以来1回も行ってません。


それに比べればサントリーはさすがに大企業。
送られてきた「公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」を読んでみても株主に対して良心的ではありました。と思います、あの時に比べれば・・・