Roadmap22

There is always light behind the clouds.

2021年3月10日:「CT110ハンターカブ マクレガー26M」から「Roadmap22]へブログ名称変更
2019年6月11日:Yahoo!ブログ 「CT110ハンターカブ マクレガー26M」から移転
(移転に伴い、この時点以前の記事内のリンク切れがありますのでご容赦願います。)
2019年6月6日:LivedoorBlog 新規開設

エキサイターコイル

苦節1か月半・・・(笑)

事の始まりは、寒い冬の日にヒーターグリップを使うと電力が足りないということからこの企画が始まったかと思います・・・


が 、し か し !





いつの間にか冬はとっくに過ぎ去り、今はすっかり春の陽気・・・

そんな季節の移ろいの中・・・今さら~ のように、ようやく直ったようです。


絶縁ワニスを点火コイルに浸透塗りしてから2日が経過し、完全に乾いたと思えるので・・・
変換 ~ IMG20230407000922

4月11日に実車に組み込みしました。
変換 ~ IMG20230411135830
Lクランクカバーの脱着だけは得意中の得意になりましたね(笑)

今回組み込んだのは、0.16mmの2種UEW線を90gほど点火コイル1コアに巻いたものです。
発電コイルは1.2mmPEW線をシングルで3コア分巻き上げてます。
使用したコアは鉄心18枚重ねの国内CT110のものと思われます。


エンジンも無事に始動し、回転も問題なし。
念のため点火プラグを外して火花を見ましたら、前より火花の勢いがいいように垣間見ることができましたので520Ωの効果もあったような気がします。(フラシーボか?)


走り出そうとギアを入れ、アクセルグリップをおもむろにあけると・・・

ウオーン ウオーン とエンジンが唸るばかり・・・


え? 発進できません。





なにこれ、エンジン空ぶかし!?  ってか?






W H Y ?




あ、なんだ、副変速機が完全に入ってないじゃん(一瞬 汗)

ガチャンと、副変速機レバーをHiに入れたら走れるようになりましたー。

ったく、何なんだよ! 焦らせやがって・・・







気を取り直して走り出してみると、発電量も以前より20%ほどアップしてるような印象です。
電圧の上がり具合が早くなりました。
エンジンの振動が多少多くなったような気がしますが・・・
点火時期を少し早めにしてるときに感じるノッキングっぽい音がなんとなーく気になります。
今後様子を見ていくことにします。
(もしかしてコイルマシマシにしたらスパークが早くなった? んなこたぁないだろ?)

まぁ、今のところ大きな問題になることは発生してません、今のところは。

今回の企画趣旨である発電量のアップは達成できたようです。

ヒーターグリップ+ヘッドライト2灯も余裕でこなしてくれそうです。

ですが、これからの季節・・・時すでに遅し(笑)

とりあえず完結です。★5つと言いたいところですが・・・

通販のコメント欄でよくこんなコメントを見かけますよね。
「使い始めたばかりで耐久性が不明ですので★1つ減らします。」

そんなところですかねぇ~ぇ ★4つですね。

いつまで持ってくれるのか・・・


もしも壊れてしまったら、下記に追記することにします。
何も書いてなかったら無事なんでしょうねぇ・・・(笑)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
壊れちゃったよ記録乱(うぉわぁぁぁぁぁぁぁ~)
     年  月  日追記







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このあと、2回くらい走ったら、分解組み立てで発生した汚れを排出するため、オイル交換するつもりです。





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ってことで、CT110の点火コイル(エキサイターコイル)を何とかしないといけないわけでありますが、寿司ならいざ知らず、エナメル線を500mも”手巻き”するなんざ、途方にくれますので、屋根裏の秘密工作室でこんなものを作ってみます。
変換 ~ IMG_20230406_003337
余っていたL型金具を2枚用意し、余ってるボルトでコの字型に組みます。

発電用コイルはすでに1.2mm線で1重で巻いてあります。これは手巻きしました。
変換 ~ IMG20230405154727
今回はエキサイターコイルを巻くんです。

コの字金具をこのように装着し・・・センター部分を蝶ネジで締め上げます。
変換 ~ IMG20230405155113

リューター用のフレキシブルシャフトの先端に取り付け。
変換 ~ IMG20230405160029

動力源はこちらのリューター用のモーター↓
変換 ~ IMG20230405155911
AC100Vをスピードコントローラーで調整して適度な回転数にします。

2種UEW線100gのボビンの中心の穴が大きすぎるので・・・
変換 ~ IMG20230405160202

適当な金属カラーを入れて・・・
変換 ~ IMG20230405160206

近くにあった業務用ミシンに取り付けます。(笑)
変換 ~ IMG20230405160228

最初の配線を熱収縮チューブを通して取り付けます。
変換 ~ IMG20230405161254

フットスイッチを踏んでモーターを回転させると・・・
変換 ~ IMG20230405230200
多少、センターが合ってないが、巻ければOKということで。

あっという間に巻きあがったのでした。(うそです)
変換 ~ IMG20230406002616
ホントは2時間くらいかかりました・・・

巻いてる時の様子がこれだぁ!(動画です)

自作した電動巻き器でも、意外と地道です。
だって、ハーネスをガイドする金具が邪魔するんですもの!(この金具は取り外し不可)
巻く位置は、ボールペンの芯を抜いたプラ筒で(手動)コントロールしました。

最終的にこのくらい余って巻き上げ終了。
変換 ~ IMG20230406002625
多分80gから90gは巻けたかも。

抵抗値を測ると520Ω・・・純正(216Ω)の倍以上の抵抗値ですねぇ。
変換 ~ IMG20230406112100
こんなに抵抗あって大丈夫なのか? 出力電圧高すぎないか?

ま 動かしてみればわかるでしょ はっはっはー


2種UEW線だし、電動であまりにも乱雑に巻き、線の交差が多いのでレアショートが段々と心配になってきました。




仕方がないので、電車に乗って また秋葉原行き!
変換 ~ IMG20230406155132
この横断歩道を渡って(ラジオデパート前にある高架下の)オヤイデ電気さんに向かいます。

で、ワニス買ってきた。
変換 ~ IMG20230406171609

これを塗って絶縁耐性を付けることにします。

ホムセン行って普通の木部用ニスでもいけるんじゃ―ないかとも思ったんですがねぇ・・・根拠もなく・・・

バイクごと火だるま
になったりしたらシャレにもならんので止めました。

つづく




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前回までのあらすじ

1,CT110の充電性能を上げるため、オークションで買った中古品のステータコイルに1.2mm線でコイルを巻いた。

2,実車にこのステータコイルを取り付けたら点火プラグに火が飛ばずエンジンがかからない。


っていうところまで遅々として進捗したかと思います。


その後、約1か月放置、3月の期末でいろいろと忙しかったんですね。急なクルマ入れ替えの件もあったのでなおさら。

やっとCT110をいじくれるようになったので、以下の3を試しました。

3,仕方ないので、もともと付いてた正常コイルに戻そうとしたが、単に戻したらつまらんので、充電用コイルをばらして1.2mm線でコイルを2重巻きにしてみた。

元コイルをばらしたの図↓ 一番上のエキサイターコイルはオリジナルのままでこれは生きてます。
変換 ~ IMG_20230227_175403

1.2mmのPEW線を2重で、巻けるだけワシワシと巻きます。
さすがに1.2mmともなると固いので手が疲れます。
変換 ~ IMG20230305141555
2重巻きで”巻き長”が半分になるので、電圧が出てくれるかどうか微妙なところです。
1.2㎜線なのでなおさらです。

右が元コイルに巻いてあった1㎜線、左が1.2mm線です。
変換 ~ IMG20230305141732


2重巻きすることで”電流値”を倍にする作戦だったのですが、出力をテスター計測してみたらアイドリングでAC10V以上に電圧が上がらない。ふかしても20~30V程度。
つまり電圧不足になってしまいました。やっぱり・・・ってか。

ってことで、元コイルが車体に付いた状態で放置してます現状はっはっは。
乗れるんですが、充電電圧が足りないのでいずれはバッテリーが干からびるでしょう。

変換 ~ IMG20230316134153
(Lケースについてるのが2重巻き、水色バットの中のが中古の国内向けコイル)

ってことで、オクで購入した中古コイルのエキサイターコイルを巻き直すのがこの際よろしいのではないかと思いましてねぇ。後先考えずに中古コイルのエキサイターコイルをばらしました。
変換 ~ IMG20230403132025
0.6mmの線を使っていたようです、前にエキサイターコイルを巻いた人は。

これじゃー1コアでいくら巻いても電圧が上がらないのでスパークしないですねぇ・・・太すぎです。
買ったときにチェックすべきでしたが、これで使えていたんだと勝手に思ってましてね はっはっはー。
普通は0.2mm以下の線を使いますでしょエキサイターコイルは!


ってことでアマゾンで買ってもいいんですが、

この商品は大陸から3週間後に到着のようです。時間がかかり過ぎなんでパスします。


今すぐ今日マグネットワイヤーを入手できる場所と言ったらやっぱりここかぁ?
変換 ~ IMG20230403153651
秋 葉 原

電車に乗って久しぶりに行ってきました。確実にオヤイデとかに売ってるかと・・・

外人がたくさん歩いてますねぇ・・・メイド屋さんに入っていく方もいます。
いつものように「First time!! First time!!」とか・・・外人のうわずった声が聞こえてきそうです(笑)


とりあえずは、いつものここ↓
変換 ~ IMG20230403152008
言わずと知れた秋月電子通商さんです。いつもよりすいてました。月曜だから?

3番棚の目の前に2個ぶら下がってたので1個買ってきました。2種UEW線の0.16mm 100gです。
変換 ~ IMG20230403171258
2種UEW線はポリウレタン樹脂主体の絶縁ワニスを銅線に焼き付けた耐熱120℃のいわゆる「エナメル線・マグネットワイヤー」ってやつです。なぜかアマゾンの大陸製より安いです。(笑)

太さは0.16mmと、エキサイターコイル(点火用コイル)としてはごく通常の太さで選んでみました。
見た目でいうと、50番手くらいの太めの普通地用木綿ミシン糸が銅になったような感じです。
糸巻も、ほぼミシン用と同じ大きさです。

元々の、火が飛ばない0.6mm線との比較です。
変換 ~ IMG20230403171441

0.16mmの線を100g分も巻けば、プラグに火が飛ぶんじゃね? という作戦なんですが・・・

さぁ、材料はそろいました。

しかーし、どーやって巻きましょうかねぇ・・・100gってのは長さ520mもあるそうなんですが・・・

は? まさかの手巻き?

いつになったらCT110は復活するんでしょうかねー?


つづく


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いよいよ重い腰を上げて、CT110のステータコイルを交換します。

まずは床面を養生し、オイルを受けるトレーかバットを用意しておきます。
変換 ~ IMG20230225122220

シフトペダルを外してからサブミッションの分解。
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少しオイルがこぼれるが、サブミッションケース内に溜まってただけですから想定内です。
変換 ~ IMG20230225122845

ここにサークリップが1個あるので外します。
変換 ~ IMG20230225122902

バラしたら、トレーごと、ほこりや砂塵を防ぐためビニール袋に入れてしまっておきます。
変換 ~ IMG20230225123126
それからコイルから出てる配線コネクタを、バイクの右側へ行って外します。

Lクランクケースのネジをあらかた外しておいてから・・・
変換 ~ IMG20230225125535

毛布を敷いてバイクを右に倒し、Lケースをプラハンで軽くたたきながら外す。
変換 ~ IMG20230225132302
倒しておかないと、エンジンオイルがタラァと漏れてきます。
(注:Lケースは、チェーンカバーとステップをずらさないと外れません)

現状のステータコイルが顔を出しました。
変換 ~ IMG20230225132319
目視で異常はありません。

パッキンをスクレーパで一部分だけ剥がし、ステータコイルを配線ごと抜き出す。
変換 ~ IMG20230225133137



左が現状使用してたコイル、右が1.2mmで巻きなおしたコイルです。
変換 ~ IMG20230225134431


まぁ、急ぎの話でもないので、のんびりと楽しんで作業。
変換 ~ IMG20230225134327

コイルの太さが違います・・・現状のは1mm、新作は1.2mmです。
変換 ~ IMG_20230226_000633
と、ここで何かに気付きました。これってもしかして鉄心のコアの枚数が違うんじゃね?
左のNZ仕様CT110は15枚、右の国内CT110は18枚あります。
昔の国内版CT110のコイルの方が3枚多いじゃーないですか。


これはいったいどーしてなんだろうか? と、コーヒーをすすり、チョコを食べながら考えてみた。
変換 ~ IMG20230225135038
そ そうだ!昔は鉄が余っていたが、コストダウンで枚数を減らしたんだ!

なわけかどうかは知らんが・・・

これって、問題ないんだろうか?
組んでみたら、フライホイールのマグネットとビミョーに何かが・・・ってことにはならんのかねぇ?


悩んでも始まらんので、とりあえず配線をハンダ付けしてみる。実践あるのみ。
変換 ~ IMG20230225143603
配線はオリジナルが0.75sq相当であったが1.5sq相当と、倍の太さで組んでみた。

コネクタ側も元通りに組んでおく。
変換 ~ IMG20230225143624
通常はピンクと白の配線を→赤と白に変えてAC出力、緑に赤がニュートラル、黒に赤が点火用エキサイターの出力。

ガスケットパッキンは再利用、切れそうなところはいつものように液状シリコンガスケットでごまかす。
ガスケットは買ってはあるんですが、在庫を出すのが面倒で、ついついそのまま使ってしまう。
変換 ~ IMG20230225144053

で、元通りに組み直したんですが・・・




エンジンがかからんとです。


え、なんで?


と、思いますよねぇ・・・普通。


点火プラグに目をやると、火が飛んでないんです。
(このバイクは、とある特殊機器によって、リアルタイムに点火プラグに火が飛んでるか目で見てわかるようになってます)

てーことはエキサイターコイルが原因ということ。

新しく組んだコイルのエキサイターコイルは前の持ち主が組んだまま、そのまんま流用してしまったんです。
コイル抵抗を測ったら3Ωとかなので、どこかで短絡してるような・・・だよねぇ。


ちなみに・・・使っていたコイルを測ってみたら、213Ω
変換 ~ IMG20230225162541
組む前にエキサイターコイルも測っておいたら良かったんだよねぇ・・・まぁ、いわゆるひとつの”後の祭り”ってやつ。

自分が組んだもの以外は信用しちゃーいけないのかもねぇ・・・
エキサイターコイルで妙にエキサイトしてしまった。


てなわけで、とりあえず組み戻すか、と考えてたら45分後に雨降ってくるって腕時計がブブブーと震えたので、急いで撤収お片付け。本日は急遽イベント中止です。

お楽しみの本番は これからさぁ~



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