今回はCT110のカムチェーン調整なんですが、アジャストボルトAの調整ではできなくなってきましたのでアジャストボルトBの調整をします。

以前行ったカムチェーン調整の記事はこちら

アジャストボルトAとかアジャストボルトBとかっていったい何ざんしょ?
ってーことで、まずは下図参照してくだされ。
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こちらがアジャストボルトA。こっちで整しきれなくなったら・・・
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これは2016年の時の写真です


エンジン下にあるシーリングボルトっていうフタを14mmのメガネで外し、中にあるスプリングの調整をするって―ことなんです手短に言うと。
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フタを外すと、わずかながら中に溜まっていたオイルが垂れるので、受けを用意してから外す。
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この写真の右側が、フタを外して下から覗き込んだところです。
左側のボルトはエンジンオイルを抜くドレンボルトになります。
17mmメガネで間違ってドレンボルトを外すと予期せずエンジンオイルどぱぁってなりますんで、そこんとこお間違えなきよう。
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マイナスドライバーで回せるので時計回りに回すと中のスプリングが縮んでいくシステム。
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基本的にエンジン回したまま調整するのですが、今回はエンジン冷間時、エンジン止まったままアジャストボルトBを2回転締めこみました。エンジンを止めたままですので、ここら辺は締めこむときの力加減で「勘」。

調整前、アジャストボルトAが時計の長針でいうところの1時の位置にあったのが2時くらいになり、エンジンをかけてみるとシャカシャカうるさく鳴っていたカムチェーンの音が消えたのでとりあえずOKとします。
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↑今回の調整後の写真です

次回、エンジンをかけて走行暖機後、アジャストボルトAを再度調整すれば終了。
アジャストボルトAは12mmレンチで周りのナットを緩め、真ん中にマイナスドライバーを差し込み、左右に回転させてシャラシャラ音がしないところでナットを締めればいいだけ、チョー簡単にできます。

最初からエンジンをかけたまま調整すればいいんですが、近所迷惑なのと暑いので、今回だけテキトーに冷間時調整してます。


最近のカブ系エンジンは油圧で自動調整になってますが、古いCT110などは手動調整なんですよね。
手動調整の方が好みで調整が効く?ので、手間がかかっても私は手動の方が好きですけどねぇーぇ。
「自動調整はかなり固く調整されてしまう=エンジン出力がビミョーに落ちる」と勝手に解釈してますが(間違えかもしれませんが)ここらへんは好みの問題かも?



上記とは関係ありませんが、
現在の総走行距離は5万4千5百キロを超えてエンジンオイル交換後1,200km走行となり、オイルレベルゲージのLowまで下がっていたのでUpperまで150ccほどエンジンオイルを補充。
夏なので15w-40です。
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さらに関係ありませんが、
チビが尼損でこんなものを買ってます。
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ゼリーこんなに買ってどーすんだ? 

私には謎(笑)