前回、ホームベーカリーが壊れたら・・・ という記事で、8年使ったホームベーカリーが逝ってしまったと書きました。

仕方ないので、自費で新しいのを購入。
変換 ~ IMG20201108111103
エムケー精工 ホームベーカリー 「ふっくらパン屋さん」(1斤) HBS−100W (ホワイト)7,810円

このニューマシンで粉を練り上げて、手で成形して、早速、焼いてみました。
変換 ~ IMG20201108144114
オーブン上段に入れたバターロールの方が焼けすぎてしまいましたが、
バターの香るパンがしっかりと出来上がりました。

ニューマシンはネットリな焼き芋もできるとのこと。作ってみたらなんと・・・劇ウマでした。
ねっとりと蜜がある石焼き芋さながらの甘さでした。
2本作ったんですが瞬間的にイモが蒸発したので、写真を取り損ねましたよ。(次回掲載予定)





で、ここからが本題です。
これはこれでパン焼き機を買って「よかったね!」で終わってしまうハナシなんですが、
じゃー、壊れたオールドマシンはどーすんの?ってのが今回の記事。

当然捨てるんじゃ・・・

ちょ ちょっと待ってください、誰が捨てるといいましたか。

当然バラすでしょ(笑)

いつものよう~に 幕ーが あ~きー ♬・・・って、
変換 ~ IMG20201110145058
このマシンは下からバラしただけじゃ開きません。
下側4本のうち2本が特殊ネジ→めんどくせー

下のネジ取って、上から釜の中のネジもとる必要があります。
ロングシャフトの+ビットを使ってインパクトで取ります→めんどくせー

主要基礎部分も、台座に取り付けてあるネジを外さないと下側にアクセスできません→めんどくせー
変換 ~ IMG20201110145046

主要基礎部分と台座が分離。やっと状態が確認できましたが、
案の定というか・・・あしたのジョーっていうか・・・
変換 ~ IMG20201110145624
ポリウレタン製であろうと思われるコグドベルト(タイミングベルト)が経年劣化で粉砕落下してました。
左側の大きなプーリーが釜の軸を動かすほうで、右側がACモーターの方。
本来、この2つのプーリー間にベルトがあったはずなんですが・・・

なんでここにポリウレタンなんて使うんだかわからん。
10年は持たないように設計してあるとしか思えん。


ベルトの中に練り込んでいたであろうアラミド繊維糸だけがモーター側に絡みついてます。


変換 ~ IMG20201110150326
モーター軸からアラミド繊維糸を丁寧に外します。


さて、ベルトの調達はどうするか・・・


おお、そうだ、ポリウレタンの丸ベルトが・・・在庫であったはず!
変換 ~ IMG20201110153934
前に衣類乾燥機を修理したときに数種類買った残りものですよ。

4mm1本じゃ心もとないので2重にして組付け・・・

これでいいのか?
変換 ~ IMG20201110154233


元通りに組み上げてスイッチオン!

ぐ おーん ぐ おぉーん


Oh、多少スリップしてるけど、いちおー稼働してる。
変換 ~ IMG20201110160400
これでいいのだ!

一気に動かしたら、ちゃんとパンができたじゃーないですか。
変換 ~ IMG20201110185542
焼き立て熱々の湯気が写真ではわかりませんが、故障の原因は単に「ベルト切れ」だと判断。


なので、ベルトの調達を今後していきたいと思っちょります。
幅8mmピッチ3mmなので、3GT規格のゴムかポリウレタンで探せば何とかなるんとちゃいますやろか・・・
ベルトが調達不可ならチェーン駆動に改造?
バイクのタイミングチェーン使えるし ( ̄ー ̄)ニヤリ




最後は、いつものように時短料理。
世間を騒がしてる「GOTO無限何じゃら」とかでも滅多にレストランには行かない引きこもりの我が家にあっても、Kの誕生日はなぜか訪れた。年に一度の奮発調理なので、腕が鳴るなり法隆寺?

変換 ~ IMG20201109210325
ヒレ・カタ・ミスジのMIXステーキ、秋のキノコ・フォアグラ添え トリュフソース仕立て
フォアグラはPicard(4escalopes de foie gras cru de canard du Sud-Ouest
トリュフソースはカルディ
写真はソースをかける前です。

作ったバターロールとよく合いました。