Roadmap22

There is always light behind the clouds.

2021年3月10日:「CT110ハンターカブ マクレガー26M」から「Roadmap22]へブログ名称変更
2019年6月11日:Yahoo!ブログ 「CT110ハンターカブ マクレガー26M」から移転
(移転に伴い、この時点以前の記事内のリンク切れがありますのでご容赦願います。)
2019年6月6日:LivedoorBlog 新規開設

修理

G.W.中に山口へ行ったとき、キャリーバックの車輪4つのうち1個が壊れちゃいました。
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もう10年くらい使ってる短期出張用の40Lほどの大きさの小型キャリーバックです。

このように、ゴムが劣化?して、ゴムが脱落してます。
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仕方ないので直します。


部品はいつものようにアマで購入。4つで1,200円でした。




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幅21mm、外径40mm、軸の内径6mm、軸の長さは35mmですので該当部品を探したら、ありました。
購入したのは金属製のWベアリング付きです。タイヤは黒い清音タイプ。(ポリ塩化ビニル製と書いてありました)
最初についてた壊れたほうの車輪は金属の軸にプラスチック車輪+ゴムでした。

軸の長さが30mmのも同じキットに入ってましたが今回は使いません。35mmのほうだけを使います。





軸は、圧着してる側をドリルの8mmでザグってから外します。この作業が一番面倒です・・・
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1輪だけ、つけ終わりました。
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1個壊れたら他の3つも怪しいので・・・

同じように、他の車輪も交換して作業終了。
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キャリーバックごと新品に購入すればいいんでしょうけど・・・思い出のあるバックなので直しちゃいます。以前もデカいスーツケースの車輪が割れたんですがその時も自家修理してます。
車輪の”台座ごと”壊れたらちょっとやっかいですが、”車輪だけ”なら簡単ですよー。

金属のベアリング付きなので多少重くなったが滑りは良くなったのでトレードオフ。
まぁいいんでないかい。




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いよいよ重い腰を上げて、CT110のステータコイルを交換します。

まずは床面を養生し、オイルを受けるトレーかバットを用意しておきます。
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シフトペダルを外してからサブミッションの分解。
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少しオイルがこぼれるが、サブミッションケース内に溜まってただけですから想定内です。
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ここにサークリップが1個あるので外します。
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バラしたら、トレーごと、ほこりや砂塵を防ぐためビニール袋に入れてしまっておきます。
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それからコイルから出てる配線コネクタを、バイクの右側へ行って外します。

Lクランクケースのネジをあらかた外しておいてから・・・
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毛布を敷いてバイクを右に倒し、Lケースをプラハンで軽くたたきながら外す。
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倒しておかないと、エンジンオイルがタラァと漏れてきます。
(注:Lケースは、チェーンカバーとステップをずらさないと外れません)

現状のステータコイルが顔を出しました。
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目視で異常はありません。

パッキンをスクレーパで一部分だけ剥がし、ステータコイルを配線ごと抜き出す。
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左が現状使用してたコイル、右が1.2mmで巻きなおしたコイルです。
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まぁ、急ぎの話でもないので、のんびりと楽しんで作業。
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コイルの太さが違います・・・現状のは1mm、新作は1.2mmです。
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と、ここで何かに気付きました。これってもしかして鉄心のコアの枚数が違うんじゃね?
左のNZ仕様CT110は15枚、右の国内CT110は18枚あります。
昔の国内版CT110のコイルの方が3枚多いじゃーないですか。


これはいったいどーしてなんだろうか? と、コーヒーをすすり、チョコを食べながら考えてみた。
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そ そうだ!昔は鉄が余っていたが、コストダウンで枚数を減らしたんだ!

なわけかどうかは知らんが・・・

これって、問題ないんだろうか?
組んでみたら、フライホイールのマグネットとビミョーに何かが・・・ってことにはならんのかねぇ?


悩んでも始まらんので、とりあえず配線をハンダ付けしてみる。実践あるのみ。
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配線はオリジナルが0.75sq相当であったが1.5sq相当と、倍の太さで組んでみた。

コネクタ側も元通りに組んでおく。
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通常はピンクと白の配線を→赤と白に変えてAC出力、緑に赤がニュートラル、黒に赤が点火用エキサイターの出力。

ガスケットパッキンは再利用、切れそうなところはいつものように液状シリコンガスケットでごまかす。
ガスケットは買ってはあるんですが、在庫を出すのが面倒で、ついついそのまま使ってしまう。
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で、元通りに組み直したんですが・・・




エンジンがかからんとです。


え、なんで?


と、思いますよねぇ・・・普通。


点火プラグに目をやると、火が飛んでないんです。
(このバイクは、とある特殊機器によって、リアルタイムに点火プラグに火が飛んでるか目で見てわかるようになってます)

てーことはエキサイターコイルが原因ということ。

新しく組んだコイルのエキサイターコイルは前の持ち主が組んだまま、そのまんま流用してしまったんです。
コイル抵抗を測ったら3Ωとかなので、どこかで短絡してるような・・・だよねぇ。


ちなみに・・・使っていたコイルを測ってみたら、213Ω
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組む前にエキサイターコイルも測っておいたら良かったんだよねぇ・・・まぁ、いわゆるひとつの”後の祭り”ってやつ。

自分が組んだもの以外は信用しちゃーいけないのかもねぇ・・・
エキサイターコイルで妙にエキサイトしてしまった。


てなわけで、とりあえず組み戻すか、と考えてたら45分後に雨降ってくるって腕時計がブブブーと震えたので、急いで撤収お片付け。本日は急遽イベント中止です。

お楽しみの本番は これからさぁ~



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今回は古い衣類乾燥機の修理です。

ターゲットはこういったタイプ
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もう20年以上前から動いてる。
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いつもより音が静かになって乾燥しないって症状です。

基台から外してから横向きにして、裏側のパネルカバーを開けます。
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やはり駆動ベルトが切れてました。
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こういった具合になってないと回転しませんねぇ・・・
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ナイロン丸ベルトの接合部が切れてます。
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このベルトは一回交換してますが、切れちゃいましたねぇ。

ライターの火であぶってベルトを溶かしてつなぎます。ススで少し汚れますが・・・
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出っ張った部分をカッターとやすりで削って完成。
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わずかにずれてしまいましたが・・・まぁこれくらいなら大丈夫(根拠はありませんけどねぇ・・・)

ベルトを掛けたら勢いよく回転してくれたので作業完了とします。
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これであと何年か持ってくれれば・・・日立なんで大丈夫でしょ!

またくだらぬものを治してしまった・・・

ベルトが劣化して固くなっていてボロボロ崩れて熱溶着も難しいようなら、日立の純正ベルトがアマゾンでも売ってます。




社外品ならもっと安いですし、近くでポリウレタン丸ベルト6mmを買ってきて溶着して作ればなお安くできますね。

近くで売ってるか?はわかんないですけどねぇ~ぇ



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♪与作が木ぃを切るー 塀塀ほぉ~ 塀塀ほぉ~♪


3泊4日の強行軍で1,400kmほど走り切って夜中に無事に帰還し、ステップワゴンを車庫に入れようとしたら・・・
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塀が急に近づいてきて、


ずさぁ~

という、非常にヤな音が深夜の住宅街に響きました。

きっと、ぼぉーっとしてたに違いない。

やってしまった時・・・なぜか冒頭の曲が頭の中をよぎる・・・

しかしめげません。今日、修理。
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わかるかなぁ~ わかんねーだろーなー・・・

ナイトホークブラックパールって色。夜鷹黒真珠って覚えましょう!

ポンコツでよかった。テキトーになおし甲斐がある・・・(ニヤリ)



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やれ講習だ、資格だと、時間がなかなか取れなくてブログ書くのサボってたのですが、

NATIONALの食洗機 NP50-SX3 エラーが出たら・・・ってことで、

今回のターゲットは2004年に製造されたナショナル食洗機の修理です。

ブツはこういったもの↓
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今から8年前?いや違うなぁ・・・18年前の食洗機ですな。わーぉ。
今まで何事もなく動いていたのが不思議なくらいだ。
当時は最新鋭の機種だったと記憶してます。値段は忘れました、なにせ18年も前の事。
昨日の昼めし何食べたのかも思い出せんし(笑)


エラーが出たのはつい最近。
使ってるとボタンのランプがすべて点滅し、給水・排水を永遠に繰り返す症状が出ます。
つまり永久ループ・・・ずっと食洗機が動き続ける水を使い続けるという恐ろしくエコでないエラーです。


早速バラします。
こういうマシーンの場合、下側にいろいろと詰め込まれてるので、ひっくり返して下面のパネルを外します。
変換 ~ IMG20221118165238
下面パネルを外すと、こうなっちょりまして・・・白い部品が水の流路になってます。
左下の白い部品がフロートと泡検知センサーのようです。

とりあえず、流路が汚れてるか、詰まってるか、水位を計るフロートセンサーの異常ではないかということで、そこら辺を中心にチェックしていきます。
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流路は意外にもものすごくキレイです。

この部分は、食洗機の庫内から流路に水が戻っていく穴ですが、詰まりも何もありません。
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フロート・泡検知センサーはコネクタ2本を抜いて外します。
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フロートセンサーのマイクロスイッチの不良が疑われるので、接点がキチンと動作してるかテスター当てて調べましたが、問題なし。
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フロート自体も引っかかったり、沈んでしまったりということもないのでOKですね。

ここまででエラーの原因になりそうなところはないので、かえって悩みます。

周辺の部品やケーブル・コネクタをチェックしていると・・・
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前面の操作パネルのスイッチ類ケーブルのコネクタが黄色く変色してたので、外してみると・・・

前面のふたからしずくでも垂れるんでしょうか・・・コネクタの内部端子が緑青吹いてます。
名称未設定-1
つまり、2つの金属の接点部分が錆びて電気が流れない、もしくは流れにくい状態。

端子を外して、丁寧にヤスリがけして緑青を落とし、接点復活剤を塗って元に戻します。
(接点復活剤が無い場合は、薄くCRC5-56を塗っておいても良いかもしれませんし、コネクタ端子を使わずにハンダ付けしてしまっても・・・OK?)

このコネクタにしずくが垂れないように、上側ケーブルには元々、スポンジ状の防水テープが張ってあるんですが役に立ってなかったようなのでビニールテープで強力に保護しておきます。

元通りに組み立てて、修理所要時間は1時間ちょい。


で、1週間運用しましたが、どーやらエラーが出ずに治ったようです。
偶然治っただけかもしれませんがねぇ~ぇ。


てなわけでバラして組み立てただけで修理と称し、エコロジーでプライスレスな選択をしたと思い込むのも粋ってもんでしょう はっはっはぁ~
ちょっとエコロジーとかプライスレスとか粋って意味の言葉遣いや意味を間違ってるとは思いますがーね。


毎度進歩のないことですが、性能とかが激変して良くなってる新商品を買うより、修理できるものはなるべく修理して使い倒し、新しいものを買わないという選択こそ、真のSDGsだと思うんですけどねぇ。

まぁホントは選択肢など初めからなくって・・・「買わない」ではなくて、正確には「買えない」のですが。あっ ホントのこと言っちゃった(笑)



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