Roadmap22

There is always light behind the clouds.

2021年3月10日:「CT110ハンターカブ マクレガー26M」から「Roadmap22]へブログ名称変更
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(移転に伴い、この時点以前の記事内のリンク切れがありますのでご容赦願います。)
2019年6月6日:LivedoorBlog 新規開設

修理

とある方からステレオイヤホンの修理依頼を受けました。
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配線を自分で修理したけど音が出ない・・・と、いうことのようです。


治されてる配線を見て、目を疑いました。
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ん?
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はぁ?
ステレオですよねぇ~このイヤホン。

お気づきの方はもうお気づきですよね。

これでは音が出るわけありませんから。

イヤホン左右に2個あるから1個づつに+ーがあって、2個では+ーは2組のはずですよねぇ。
+ー2本を束ねてハンダ付けしてるので絶対に音が出るわけありません。


いったん切って、配線し直します。
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黒いケーブル直径が1本2mmくらいの細い線です。

中の銅線1本1本は髪の毛より細い0.05mmぐらいなので、引っ張り断線していると思われるボソボソと千切れたところを余分に切り取ってから下ごしらえ。
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同じ色をハンダ付けします。

赤がRで緑がL、透明の銅色のがGNDです。

この手の細いイヤホンケーブルはエナメル線のように表面に絶縁材が塗布してあるので、ライターで軽くあぶって絶縁材を溶かし焼いてから予備ハンダします。
ライターで軽くあぶると、邪魔くさい心材のガラス繊維もついでに焼ききれます。

ハンダ付け後、弾性接着剤を塗りこんでからヒシチューブをかぶせ、熱を加えます。
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グランド線も同じように処理。
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全体を2重にして丈夫にしておきました。
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イヤホンは抜き差しする時にコードが引っ張られたりするので、この部分が切れるパターンが圧倒的に多いですね。


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デロンギ社謹製のエスプレッソマシーンECAM23460Sなんですが、かれこれ10年近く使ってると思います。
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が、

年末に、どうも調子が良くない。

コーヒーカップのあたりにお湯が垂れてくるんです。コーヒーじゃなく「お湯」が!です。
そしてコーヒーのカス受けに尋常ではないほどのお湯が溜まって、コーヒーのガラ受け内がヘドロのようになっちゃいます。本来ならコーヒーカスは円盤状になってカス受けに落ちてくるんですけーどね。

どー考えても尋常じゃーありません。

仕方ないのでバラします。
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お湯漏れの場所が判明しました。
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水が溜まってますね・・・ということはこの上が怪しい。


作動させると、お湯を送り出すバルブ付近から派手に吹いてました。
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この部品の奥ですねー
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穴が開いてるところから漏れてます。
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とりあえずパッキンを変えてみて症状が収まればいいんですが・・・
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食品用グリースも使います。
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それでもお湯漏れが発生し、よーく観察すると、赤ワクのところのプラスチックにヒビ割れがあって、ココからハデに外側に向かってお湯が吹いてます。
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この部分の穴の外側にプラリペアとアクリル系のレジンを塗りたくって1日乾燥させて補修完了です。

コーヒーのカス受けに水がたまらなくなりました。
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とりあえずはこれでゴマカしま~す

だって、修理に出すと高いんですもん。。。(3万弱かかるらしい・・・)




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前回は去年2022年10月に交換してから、まだ1年もたってないのにiPhoneSEを落っことして液晶を割った人がいます。

仕方ないですねー 

部品は、いつもどおり施主様からの支給品です。
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セット内容はこういったもの・・・
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買ったのはこれ↓だそーです。


液晶とデジタイザのセットですが、球数があってこなれてきたので安いですね。




画面は縦に割れて左半分がシマシマになっているようですので、私は確認せずにサッサとバラします。

電源落としてSIMを抜いてから充電口のネジを2本外します。
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液晶に吸盤くっつけて画面下からゆっくりパカッとこの角度くらいまで開けます。
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思いっきり開くと、中にホームボタンの配線があるので断線してしまいます。

ホームボタンの金属コネクタカバーとコネクタを外し・・・
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左手で液晶を支えながら、画面右上のステンレスカバーの4本ネジ外します。
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中に液晶とデジタイザとカメラスピーカー用のコネクタが、計3つあるので外します。
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左が旧品、右が新品
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ネジ2本で、スピーカーとカメラ部分を移植。
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左右でネジ4本、上に1本。液晶バックカバーも移植
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新品についてるオレンジ色の保護フィルムは剥がします。(放熱が悪くなるので)


ネジ3本でホームボタンを移植。
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逆順で元に戻して電源入れて各部チェックしたら一発OKでした。
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このあと、液晶に貼ってある保護フィルムを取って、グラス製のカバーが液晶セットにオマケで入ってたので貼っておきました。


1時間弱で修理終了です。

iPhone SE1はDIY修理が楽で良いですねー


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G.W.中に山口へ行ったとき、キャリーバックの車輪4つのうち1個が壊れちゃいました。
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もう10年くらい使ってる短期出張用の40Lほどの大きさの小型キャリーバックです。

このように、ゴムが劣化?して、ゴムが脱落してます。
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仕方ないので直します。


部品はいつものようにアマで購入。4つで1,200円でした。




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幅21mm、外径40mm、軸の内径6mm、軸の長さは35mmですので該当部品を探したら、ありました。
購入したのは金属製のWベアリング付きです。タイヤは黒い清音タイプ。(ポリ塩化ビニル製と書いてありました)
最初についてた壊れたほうの車輪は金属の軸にプラスチック車輪+ゴムでした。

軸の長さが30mmのも同じキットに入ってましたが今回は使いません。35mmのほうだけを使います。





軸は、圧着してる側をドリルの8mmでザグってから外します。この作業が一番面倒です・・・
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1輪だけ、つけ終わりました。
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1個壊れたら他の3つも怪しいので・・・

同じように、他の車輪も交換して作業終了。
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キャリーバックごと新品に購入すればいいんでしょうけど・・・思い出のあるバックなので直しちゃいます。以前もデカいスーツケースの車輪が割れたんですがその時も自家修理してます。
車輪の”台座ごと”壊れたらちょっとやっかいですが、”車輪だけ”なら簡単ですよー。

金属のベアリング付きなので多少重くなったが滑りは良くなったのでトレードオフ。
まぁいいんでないかい。




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いよいよ重い腰を上げて、CT110のステータコイルを交換します。

まずは床面を養生し、オイルを受けるトレーかバットを用意しておきます。
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シフトペダルを外してからサブミッションの分解。
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少しオイルがこぼれるが、サブミッションケース内に溜まってただけですから想定内です。
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ここにサークリップが1個あるので外します。
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バラしたら、トレーごと、ほこりや砂塵を防ぐためビニール袋に入れてしまっておきます。
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それからコイルから出てる配線コネクタを、バイクの右側へ行って外します。

Lクランクケースのネジをあらかた外しておいてから・・・
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毛布を敷いてバイクを右に倒し、Lケースをプラハンで軽くたたきながら外す。
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倒しておかないと、エンジンオイルがタラァと漏れてきます。
(注:Lケースは、チェーンカバーとステップをずらさないと外れません)

現状のステータコイルが顔を出しました。
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目視で異常はありません。

パッキンをスクレーパで一部分だけ剥がし、ステータコイルを配線ごと抜き出す。
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左が現状使用してたコイル、右が1.2mmで巻きなおしたコイルです。
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まぁ、急ぎの話でもないので、のんびりと楽しんで作業。
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コイルの太さが違います・・・現状のは1mm、新作は1.2mmです。
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と、ここで何かに気付きました。これってもしかして鉄心のコアの枚数が違うんじゃね?
左のNZ仕様CT110は15枚、右の国内CT110は18枚あります。
昔の国内版CT110のコイルの方が3枚多いじゃーないですか。


これはいったいどーしてなんだろうか? と、コーヒーをすすり、チョコを食べながら考えてみた。
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そ そうだ!昔は鉄が余っていたが、コストダウンで枚数を減らしたんだ!

なわけかどうかは知らんが・・・

これって、問題ないんだろうか?
組んでみたら、フライホイールのマグネットとビミョーに何かが・・・ってことにはならんのかねぇ?


悩んでも始まらんので、とりあえず配線をハンダ付けしてみる。実践あるのみ。
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配線はオリジナルが0.75sq相当であったが1.5sq相当と、倍の太さで組んでみた。

コネクタ側も元通りに組んでおく。
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通常はピンクと白の配線を→赤と白に変えてAC出力、緑に赤がニュートラル、黒に赤が点火用エキサイターの出力。

ガスケットパッキンは再利用、切れそうなところはいつものように液状シリコンガスケットでごまかす。
ガスケットは買ってはあるんですが、在庫を出すのが面倒で、ついついそのまま使ってしまう。
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で、元通りに組み直したんですが・・・




エンジンがかからんとです。


え、なんで?


と、思いますよねぇ・・・普通。


点火プラグに目をやると、火が飛んでないんです。
(このバイクは、とある特殊機器によって、リアルタイムに点火プラグに火が飛んでるか目で見てわかるようになってます)

てーことはエキサイターコイルが原因ということ。

新しく組んだコイルのエキサイターコイルは前の持ち主が組んだまま、そのまんま流用してしまったんです。
コイル抵抗を測ったら3Ωとかなので、どこかで短絡してるような・・・だよねぇ。


ちなみに・・・使っていたコイルを測ってみたら、213Ω
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組む前にエキサイターコイルも測っておいたら良かったんだよねぇ・・・まぁ、いわゆるひとつの”後の祭り”ってやつ。

自分が組んだもの以外は信用しちゃーいけないのかもねぇ・・・
エキサイターコイルで妙にエキサイトしてしまった。


てなわけで、とりあえず組み戻すか、と考えてたら45分後に雨降ってくるって腕時計がブブブーと震えたので、急いで撤収お片付け。本日は急遽イベント中止です。

お楽しみの本番は これからさぁ~



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